なあなあ。大阪に眼鏡学校て、あんのん?/ いやー、知らんわぁ。なに習うン?/ せやねん。わかれへんねんー。/ めがねの学校?・・・わからんなー。/
卒業試験対策講義 医学編
いつも
眼鏡学校・ブログをご覧いただきありがとうございます。
卒業試験対策講義 医学編 その1
メガネの学校で医学の勉強は必要なの?
そうお考えの方もいらっしゃると思います。
実際には、医学部で学ぶ内容のごくごく
一部しか学びませんが、それでも必要な勉強です。
たとえば、眼科で説明を聞いてきたはずのお客様が、
先生のお話をちゃんと理解できていないことがよくあります。
それは、ひとつには、
忙しい先生にこれ以上手間を取らせるわけにいかない。
あるいは、
待合室で大勢の患者さんが待っているのに、
自分の理解のためにあまり時間をかけてもらうのは
申し訳ない。
そういう方が多いのは事実です。
また、もしかすると、
白衣を着た人の前では緊張して思う通りの
会話ができない。
そんな理由も考えられます。
日本人らしい謙虚な姿勢ですが、
そのまま放置するわけにもいきません。
では、どうするのか、というと、
多くの「患者」さんは、「お客さん」として眼鏡店に訪れ、
そこで、説明を求めることがとても多いのです。
病気の話だと白内障のこと、緑内障のこと、
網膜剥離のことなど。
水晶体混濁が進むとメガネのレンズでは解決できません。
緑内障はどういう経過をたどるのか、
なぜ眼圧などの注意深い経過観察が必要なのか。
こういったお話をお客様に丁寧に説明できることが
眼鏡士の大切な仕事なのです。
というわけで、本校では、かなり詳しい医学知識を学んでいます。
この日も3、4時限(140分)たっぷり、もみんなとても良く頑張りました。

船本先生もホット笑顔になりました。
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