めがね学校@おおさか

なあなあ。大阪に眼鏡学校て、あんのん?/ いやー、知らんわぁ。なに習うン?/ せやねん。わかれへんねんー。/ めがねの学校?・・・わからんなー。/

夢のメガネ

2017.02.16

ツイートする

いつも眼鏡学校・ブログをご覧いただきありがとうございます。

メガネを掛けておられる方は、一度は思ったはずです。
「1本のメガネのレンズの度数が距離に応じて変わればいいのに、と」
自分も手元が見難くなりだして切に思います。

勿論、今現在はレンズの見る場所によって適切な度数が得られる
遠近両用レンズがあるので重宝してはおりますが、
レンズの視野全体で目的距離が任意で変更できれば
これほど快適なメガネはないでしょう。

このほど、米国光学会が度数を電子制御可能な
「液体レンズ」について、ユタ大学教授の
Carlos Mastrangelo氏の論文を発表しました。


その仕組とは、アクチュエータに接続された2枚の透明な膜の間に
グリセリンを注入したもので、3個のアクチュエータを
適切に駆動することにより、引っ張り方によって
レンズの曲率を変えて眼鏡の度数を調整する仕組み。





このプロトタイプのフレーム中央には赤外線を利用した距離計が
取り付けられており、利用者と見る対象との間の距離を計測。
この距離に合わせ、最適なレンズの厚さを判断する。

プロトタイプのメガネのフレームには、バッテリーも搭載されている。このバッテリーは、一回の充電で24時間以上動作可能だそうだ。

ユタ大学教授のCarlos Mastrangelo氏は、このメガネについて
次のように説明している。


「読書用眼鏡や老眼鏡を使用している人のほとんどは、
四六時中、メガネをかけたり外したりしている。
だが、もうそんな必要はない。(ユタ大学が開発する)メガネを
かければ、常に、ものがはっきりと見えるようになるからだ」




なんだかメガネ使用者にとってはとっても魅力的な話題ですね。
ミリ単位の測距と視線認識技術が成熟すれば
あらゆる距離が1本のメガネで!

既に製品化に向けて動き出しているということで、
3年後を目処に実用に耐えうるメガネが登場しそうです。


記事一覧へ

コメント一覧

タイトル
名前
コメント
画像認証(認証文字を入力してください)
CAPTCHA Image  [別の画像に替える]

カレンダー

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

生涯教育認定講座情報

クローズアップ!授業

活躍する先輩にインタビュー

日本眼鏡技術専門学校 Facebook

資料請求 学校体験会