めがね学校@おおさか

なあなあ。大阪に眼鏡学校て、あんのん?/ いやー、知らんわぁ。なに習うン?/ せやねん。わかれへんねんー。/ めがねの学校?・・・わからんなー。/

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2017.10.11

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いつも眼鏡学校・ブログをご覧いただきありがとうございます。

今日は、中島先生のお話です。


ある日、見ず知らずのヨ−ロッパ系の顔立ちの若者が
店に入ってきました。

日本人のお兄さんよりずっと正しい日本語を
−トリバゴのお姉さんのように−
上手にしゃべります。

シャッタ−に絵を描かせて欲しいと、
言います。

すでに下品に落書きされていたので、
今よりマシになるならと思い、
好きなように描いていいと提案にのりました。

彼の名はクリストフ君です。

描いている最中、制服の方が5人、
私服の方が4人ほどお見えになって、
その周りを野次馬がとりまきました。

携帯で呼ばれ外に出てみると、
−「びっくりしないで」と念を押されていたのですが、−
やっぱりびっくりしました。

しないわけがありません。

すごい騒ぎなのです。

ほらねと、彼は目配せします。
クリストフ君はこのことをただしく予測し、
必ず通報されるから近くに居て欲しいと言っていました。

そこで、わたしはシャッタ−をしめた店の中で
待機していたのです。

事情を説明して、警察の方には快くお引き取り
いただきました。

その間クリストフ君は野次馬の少女から
クッキ−をもらったり、
一緒に写真におさまったり、
結構楽しそうでした。

クリストフ君曰く、「暇なんですよ。」
(あくまでクリストフ君の意見です。
もちろん、暇なのは誰なのかも判然としません。)


費用は要らないと言いますが、
そんなわけにもいかず、
材料費1万円および好みの枠にレンズを
いれたメガネとのバ−タ−を提案しました。

意外な提案だったのでしょう、
彼はよろこんで受け入れました。

後日、お返しに家族が祖国フランスから
取り寄せているコ−ヒ−豆を持ってきてくれました。
これがまた好みの味に近く、
とても幸せでした。


でも、率直に言うと、下手です。
(クリストフ君、ごめん。)
技術的にも稚劣で、
店名・営業日・時間も絵具が流れて読みとれません。

描き入れるように頼んだ
『飼い猫のアメリカン・ショ−トヘァ−』が
ほぼ『狸』です。
(クリストフ君、ごめん。見方によっては猫かもしれない。)

それでも、近くからより、
離れた向かいの歩道から見た方が、
まだ多少イイらしいです。
ときどき海外からの旅行客が写真を撮っています。


事情を知らない人がいたずらされたと思うのは、
尤もです。
「お宅のシャッタ−、エライことになってまんなあー」
「そうでっしゃろ。いつの間にかあないなことになってましてん。」
こんな会話を繰り返しています。
(クリストフ君、ごめん。嘘をついています。)

たしかにえらいことになっています。
カラ−スプレ−の落書きです。(クリストフ君、ごめん。)


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