1.認定眼鏡士は、常に生活者の視力の保護を第一義に考えて行動する。
2.認定眼鏡士は、生活者により良いビジョンケアを提供するため、可能な限りの配慮と努力を尽くす。
3.認定眼鏡士は、生活者が最先端の技術レベルによるビジョンケアを受けられるために、
絶えず自己の教育、技術レベルの向上に努める。
4.認定眼鏡士は、他の専門職の診断や意見が必要と思われる場合は、
生活者に速やかに、且適切な勧告を行う。
5.認定眼鏡士は、生活者に関して知り得た情報や知識の秘密をまもり、
生活者の利益のためにのみ、それらを使用する.
6.認定眼鏡士は、自ら良識ある模範的な市民として生活し、行動する。
7.認定眼鏡士は、他の認定眼鏡士や専門職に携わる人々と誠意のある、私利を超えた人間関係を結ぶことにより、生活者の利益を第一とした情報の交換を行う。
8.認定眼鏡士は、生活者保護の精神を大切にし、景品表示方法及び
消費者契約法などを遵守する。
(誇大広告や不当表示などによる販売の拡大を慎む。)
メガネは、単によく見えるとかお洒落だけではなく、使用し続けても疲れず快適・‥など様々な条件が融合してこそ、視生活を守る大切な道具となります。それだけに適切な視力測定、使用目的やライフスタイルにあったレンズ選定、フレーム選び、フイッティング調整、レンズレイアウトなど専門的で複雑な技術が必要となるのです。しかし、一般の方々がその技術レベルを判断することは容易ではありません。
そこでメガネ販売にたずさわる人の知識や技術を審査認定し、一般の方々にわかりやすくしたのが
公益社団法人 日本眼鏡技術者協会による「認定眼鏡士制度」です。
せっかくメガネをつくったのに「こんなはずでは」と後悔した経験はありませんか。
主婦連合会がメガネをかけている男女2千人を対象にアンケート調査した結果、「国家資格が必要」「民間の認定資格でよいから必要」と 78%の人が答えています。
メガネを購入される方々の安心のために、「認定眼鏡士制度」は必要不可欠といえましょう。
メーカーの商品開発により、新設計のレンズや新素材のフレームが次々と登場しています。
またパソコンによる疲れ目やドライアイなど、生活習慣から生じる様々な症状も、眼鏡技術者はいち早く把握しておかねばなりません。
従って、認定眼鏡士の資格有効期間は3年間のみ。
資格維持のためには生涯にわたって教育受講の回数が定められており、規定回数を満たさなかった場合は、資格を喪失するという厳しい内容となっています。
S級 | SS級 | SSS級 |
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@ 旧全日2年制眼鏡学校を卒業した者 A 2年制通信課程修了者で5年以上の実務経験を有する者 B 全日3年制以上の眼鏡学校卒業生(4年制通信課程修了者を含む)で、眼鏡学校の行うSS級認定眼鏡士試験を受けていないか、不合格となった者 |
@ 3年制以上の眼鏡学校卒業生で、眼鏡学校の行うSS級認定試験に合格した者。(4年制通信課程修了者を含む) A (公社)日本眼鏡技術者協会が行うSS級認定眼鏡士試験に合格した者 B S級取得後、本ガイドラインの定めるSS級への進級条件を満たした者、又は(公社)日本眼鏡技術者協会が行うSS級認定眼鏡士試験に合格した者 |
@ 海外の公認された眼鏡学校を卒業した者 A SSS級認定眼鏡士試験に合格した者 |
近視・遠視・乱視・老眼‥‥メガネにはいろいろありますが、あなたにとって最適で快適なメガネは世界でだだひとつです。
どんなに視力測定をしっかりしても使用目的にあわないレンズでは見づらく、また目とレンズの距離や角度が違うと、見え方に影響が出てきます。
こうしたことを十二分にふまえ、確かな知識と技術でご満足いただけるメガネをご提供するのが「認定眼鏡士」。
現在、全国に有資格者は着々とふえ、安心のネットワークづくりが進められています。
私たち、「公益社団法人 日本眼鏡技術者協会」は、
1955年の設立以来連綿と会員数の増強をはかり、
会員の眼鏡技術知識の向上のための生涯教育を行ってきました。
そうしてようやく、2000年度において第1回の認定試験を実施し、
2001年4月より「認定眼鏡士」として資格者の登録を開始しました。
今は、広く消費者の皆様のご評価を頂く段階となっております。
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